納棺するに際しては、結婚指輪などのアクセサリー類の燃えないものははずすようにします。かつては納棺の際に、故人が生前に愛用していた品を燃えるものであれば、一緒に副葬品として納める風習がありました。しかし、最近では柩には副葬品はできるだけ入れないようになりました。
遺体に死装束を着せます。死に装束は、故人を浄土へ旅する僧侶や巡礼になぞらえ着せたものです。頭陀袋ずだぶくろ には六文銭を入れますがこれは、三途の川の渡し賃とされています。経帷子きょうかたびらは、今日では葬祭業者が用意するのが一般的です。経帷子以外の付属品は、宗派によって多少の違いがあります。
最近では、死装束を着せることは少なく、浴衣や愛用の服などを着せることも多くなっています。浄土真宗では経帷子を用いることはもともとありませんでした。死出の旅をすることなく、死後すぐに極楽浄土に行けるとするからです。